2016.7.12 会社関係
従業員の着服、横領、使い込みが発覚した時の対処法
おはようございます。
佐久浅間農協で、女性職員が1443万円を使い込んでいたとニュースになっていますね。
銀行、信金、農協などで、たまにこのような着服事案の報道を見ますが、それ以外の中小企業さんでも、実は、従業員の使い込み、着服って、結構よくあることなんですよね。ご相談を受けたことが何回かあります。
信用していた従業員に裏切られたことが判って、経営者、使用者側は逆上してしまうことが多いのですが、ここで冷静にならないと、あとから脅迫だの強要だの言われて面倒なことになりかねません。
従業員を密室に呼び出して、念書に判を押させたはいいが、あとからあれは脅迫されて書かされたものだと言われてしまうことがよくあります。
冷静に事態を観察し、十分な証拠があるかどうかを吟味し、従業員との話し合いは録音にとるべきです。できれば弁護士などの第三者を立ち会わせた方が望ましいと言えます。
まあ、そんな事態に陥らないのが一番ですが…
しかし2013年から3年間も横領、着服に気が付かなかったとは、佐久浅間農協さんにも、しっかりしてほしいものですね。