2019.7.30 弁護士ブログ
ジュニアロースクール茅野
私は長野県弁護士会の法教育委員会に所属しているのですが、先日、法教育活動の一環として、茅野市で開かれた小学生を対象とする模擬裁判授業のお手伝いをしてきました。名づけて「ジュニアロースクール茅野」。当日は、諏訪地域の小学校に通う4年生~6年生までの総数26名の児童が参加し、童話「赤ずきん」を題材とした刑事模擬裁判に取り組みました。
内容は、オオカミに襲われそうになった赤ずきんちゃんが、咄嗟にリンゴを切るために持っていた果物ナイフでオオカミに反撃し、オオカミを死なせてしまったという事案で、赤ずきんちゃんに正当防衛が成立し無罪になるのか、それとも過剰防衛で有罪となってしまうのかが争点となります。
本物の刑事裁判でも判断に迷うような内容ですが、参加された小学生の皆さんは自分なりにしっかりと考え、意見を述べていました。これを機会に、法律の世界や弁護士の仕事について興味を持っていただければと思います。