2017.4.28 弁護士ブログ
ECビジネス、ネットショップの諸問題-手軽な話にも裏がある-
商店街、百貨店など、実店舗が軒並み苦戦するなかで、ネットショップは好調のようです。
家賃もいらない、人材も在庫もいらないネットショップは、手軽に開設できる便利さも相まってどんどん増え続けています。
ただ、いろいろな問題が付きまとい、トラブルが多いのも事実です。
特定商取引法や景表法の規制にきちんと従わなくてはなりません。化粧品や健康食品などであれば、薬事法にも注意が必要で、下手をすれば警察に逮捕、勾留されることにもなってしまいます。
そして最近多いのが、サイト売買を巡るトラブルです。
買ったサイトに問題がある。虚偽がある。説明と違う。買ったとたんにアカウントを停止された。などなどトラブルは後を絶ちません。
「いい話には裏がある」のと同じように「手軽な話にも裏がある」のです。どうか十分に注意なさってください。
ネットショップは、あてたら売り上げがばばばっと立ちます。それを一瞬にして失うことができるのもまた、ネットビジネスの怖いところと言えるでしょう。