先週末は、お隣新潟県、奥只見に沢登りに行ってきました。
長野県が急峻な山岳に恵まれ、アルパインクライミングの聖地だとすれば、新潟県は深い沢やスラブに恵まれ、沢屋の聖地に間違いありません。
下界は猛暑であったようですが沢の中は当然涼しく、まだまだ雪渓も豊富で、その扱いは困難を極め、体は冷え切り、焚火で何とか乾かしてツエルトにもぐりこみました。
滝、釜、雪渓、藪と、沢登りには多々困難があります。しかしよくよく観察し、経験を活かし、冷静な判断のもと、仲間たちと力を合わせて慎重に行動すれば、それは突破できます。
人生におけるトラブルも同様です。私たちは専門家集団であり、事態を冷静に観察し、経験を活かし、仲間と、そしてお客様と力を合わせて、それを突破していきたいと願っております。突破した先には、新たな美しい光景が広がっているものですから。