2019.7.3 交通事故
示談額79万円(3.4倍)増額した事例
事案について
傷病名・受傷部位
頸椎捻挫
解決方法(示談・紛争処理センター・訴訟)
示談
後遺障害等級・内容
後遺障害なし
増額額
・保険会社提示額 33万円
・示談額 112万円(3.4倍)
・増額額 79万円
事故状況
被害者が道路直進中に右方道路より進入して車があったので、減速したところ追突された。
解決のポイント
被害者は女医であるが病院の常勤ではなく3つの病院を掛け持ちして勤務していたこと、救急勤務、当直、日直と勤務形態が複雑であったこと、一つの病院は休業が続いたので退職となったこと、治療期間6か月の内で実治療日数が15日と少なかったことなどから、休業損害について争いがあった。保険会社は当初は休業損害66万円の提示であったが、当方が休業損害証明書作成の各病院の担当者に対し休業日、休業時間、休業項目、休業減額額などの内容を細かく記載することを説明し、再度依頼して作成した休業損害証明書や退職通知書等を提出した。3回にわたり保険会社に説明および交渉した結果、145万円の休業損害の認定
を得ることが出来て示談額の大幅な増額となり、被害者の方にも大変満足いただきました。