2017.3.22 相続・遺言
「事務所に仏壇」を置くことになった理由
おはようございます。
お彼岸も過ぎました。お墓詣りで故人を偲ばれた方も多いでしょう。
「墓を誰が守るか」「位牌をどうするか」は時として深刻な法的紛争になります。
私は以前、お仏壇をどこに置くかが深刻な争いとなったときに、双方から頼まれて、事務所にお仏壇を預かったことがあります。
もちろんこれは例外中の例外で、双方から相当な保管金をいただいた上でのお預かりでした。こちらとしても、お仏壇を長く預かることは本当に緊張しましたので、なんとしても事件を早く解決しようと必死になり、結果、双方は本当に気持ちの良い形で和解して、お仏壇は比較的短期間で事務所から去っていきましたが。
もう二度とこういうことがないことを祈っていますが、それでも祭祀承継を巡る紛争、調停はあとが絶えません。故人のことを考えれば、早期解決が一番です。